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e・eブレーカーが電力コストを削減できる理由
有限会社リソールが販売の最新電子ブレーカー「e・eブレーカー」がなぜ、電力コスト削減を可能にするのか、こちらのページではその作動原理や特性、電力契約との関わりなどからその理由をご説明します。またe・eブレーカーの仕様データや主な納入業種についても触れていますので、当製品導入の検討材料にしていただければ幸いです。
e・eブレーカーの3つのメリット
メリット1:電気の基本料金を下げられる
e・eブレーカーは設備稼働に伴う最大電力量を電子的に監視し、制御、平準化してピークを抑えるため、電力の基本料金を下げ、コスト削減に寄与します。
たとえば、
- 機械設備は相当数あるがそれらが一斉に稼働することがない
- 電気料金の大半が基本料金
- 契約電力がいっぱいでキュービクル(変電設備)を検討せざるを得ない
──といった事業所、生産設備におすすめです。
なお、低圧電力契約(3相200V・49kw以下)の契約電力の事業所であれば業種を問わず導入いただけます。
★メリット2:従量電灯契約の従量電流使用料金も引下げられる
他社にはないポイントでもありますが、e・eブレーカーの持っているデマンドコントロールを使用し、従来のブレーカーよりも使用料金を引き下げることができます。使用料金を引き下げる事ができるに加え、e・eブレーカーの寿命は長持ちなので、コスパも良いのが魅力的です。
メリット3:基本料金の高いキュービクルを設置せずに済む
設備の数や消費電力を勘案すると、現状の低電圧契約では稼働が難しいといった場合、通常であればより基本料金が高いキュービクル(高圧電力設備)を検討するのが通例ですが、e・eブレーカーを導入すれば従来の低圧契約で操業することが可能になります。反対に、現状ではキュービクルを使用している設備でe・eブレーカーを導入すれば、低圧契約への切り替えることも可能です。
e・eブレーカーの作動原理
電子ブレーカーは過電流に対して即遮断でなく、
一定の時間が経過しないと遮断しないように作られている。
だから基本料金が下がる。
JIS(日本工業規格)が定めた「電流制動式配線用遮断器」(電子ブレーカー)の規格に基づいて、一定の電流値が一定時間継続した場合に回路を遮断する仕組みになっている。
例えば、このレベルの電流値が一定時間流れ続けると電子ブレーカーが働き回路が遮断される。
通常のバイメタル式ブレーカーのまま下位の契約に変更してしまうと、過電流時の熱で回路が即座に遮断される。こうしたリスクがあるため、負荷契約設備では電力使用量に余裕をもたせた契約内容となっている。
電子ブレーカーの場合は、過電流⇒即遮断というプロセスとならず、一定の時間的幅を持たせて遮断するよう作られている。だから基本料金を下げられる。
e・eブレーカー使用時における許容電流と許容時間
JIS(日本工業規格) C8370
高性能電子ブレーカー「e・eブレーカー」が過電流に対してどれだけ許容できるかを、電流値や回路遮断までの時間などについて契約電力ごとに示した表です。なお、電力は1kw単位での契約が可能です。
e・eブレーカーを導入した場合の構成
メーターと配電盤の中間にe・eブレーカー設置します。なお、契約電力の変更はe・eブレーカー設置後、電力会社の検査を受ければOK。その翌日から基本料金が下がります。
製品仕様
電源 | AC 50/60Hz共用 |
---|---|
接地仕様 | 第3種接地 |
温度仕様 | 0℃~+55℃ |
湿度 | 90%以下(結露が生じないことが条件 |
その他環境 | 腐食性ガスの曝露を避けること |
取り付け方法 | 壁面設置 |
外形寸法 | W400 x H400 x D150mm |
重量 | 12kg |
主な納入業種
- 鉄工所
- ガソリンスタンド
- 飲食店
- マンション(共用部)
- 官公庁
- 保育所・保育園 ほか
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